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Boolean型とif文

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Boolean型とは

Boolean型は「真偽値」を表現する型です。

真偽値とは、

YES:NO

TRUE:FALSE

○:×

ポジティブ:ネガティブ

 のように、2種類の値を表現する際に使います。

JavaScriptでは、この真偽値を true / false で表現します。

let isActive = true
isActive = false

比較演算子

比較演算子は2つの変数・定数を比較し、真偽値(true or false)を返す演算子です。

演算子 内容
=== 左辺と右辺が等しい
!== 左辺と右辺が等しくない
< 左辺が右辺より小さい
> 左辺が右辺より大きい
<= 左辺が右辺以下
>= 左辺と右辺以上

JavaScriptでは"等しい"を表現するときにイコール2つもありますが、不具合を生みやすいので===のみを使っていくことにします。

例)

const one = 1
const two = 2
const two2 = 2
console.log(one === two) // false
console.log(two === two2) // true
console.log(one < two) // true
console.log(one > two) // false

論理演算子は、真偽値をチェックし、真偽値(true or false)を返す演算子です。

演算子 内容
&& 左辺・右辺ともにtrueの場合trueを返します。どちらかがfalseの場合はfalseになります
|| 左辺・右辺のどちらかがtrueの場合trueを返します。
! true/falseを反転します
const one = 1
const two = 2
const three = 3
console.log(one < two && two < three) // true
console.log(one < two && two < one ) // false
console.log(one < two || two < three) // true
console.log(one < two || two < one ) // true
console.log(!(one > two)) // true

if文

if文は「もしこうだったら」を表現するプログラミング構文です。プログラミングで最も使う構文です。

if(){}

if(真偽値) {
// ()の中がtrueだったらこの中が実行される。(falseだったら実行されない)

}

if(){}else{}

if(真偽値) {
// ()の中がtrueだったらこの中が実行される。

}else{
// じゃなくて、()の中がfalseだったらこっちが実行される。

}

if(){}else if{}

if(真偽値1) {
// 真偽値1がtrueだったらこの中が実行される。

}else if(真偽値2){
// じゃなくて、真偽値2がtrueだったらこっちが実行される。
}

if(){}else if(){}else if(){}else{}

if(真偽値1) {
// 真偽値1がtrueだったらこの中が実行される。

}else if(真偽値2){
// じゃなくて真偽値2がtrueだったらこっちが実行される。

}else if(真偽値3){
// じゃなくて真偽値3がtrueだったらこっちが実行される。

}else{
// どれにも当てはまらなかったらここが実行される

}

問題1.

Twitter等で見られる、経過時間の表示プログラムを記載してください。 コマンドライン引数で入力された秒数が、1分未満だったら○秒前、1時間未満だったら○分前、1日未満だったら○時間前、その他は○日前と表示してください。

実行コマンド

node main.js 35
node main.js 2586
node main.js 53456
node main.js 387654

問題2.

コマンドライン引数を計算する計算機を作ってください。引数1を左辺、引数2を演算子、引数3を右辺とします。 実行コマンド

node main.js 4 + 3
node main.js 4 - 3
node main.js 4 '*' 3
node main.js 4 / 3

問題3.

コマンドライン引数の数字が、3の倍数または3がつく場合にWOWと表示、そのほかの場合はそのまま表示するプログラムを作ってください。 実行コマンド

node main.js 12
node main.js 13
node main.js 14
node main.js 15
node main.js 1034
真偽値以外の真偽判定

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