コーディング規約とは
プログラミングを記載していく際に決めるルールのことです。 ほとんどのプロダクトの開発はチームで開発していくため、チーム内でルールを決めておくことで、他の人が書いたコードを理解しやすくなり開発効率があがります。
具体例)
等です。
命名規則
コーディング規約の中で、変数や関数の名前の付け方を統一することは、チーム開発をしていても個人開発をしていても、ソースコードの読みやすさに直結します。
命名規則は、
チーム・プロダクトで決める > 言語で決める > 個人で決める
という優先順位で決定しましょう。
たまに、チーム開発で自分のルール(自分が好きな命名規則)を押し通す人がいますが、こういう人はとても迷惑です。 みなさんはそんなプログラマにはならないでください。
ここでは具体的な命名規則を紹介します。
アッパーキャメルケース
GetUserName()
ローワーキャメルケース
getUserName()
スネークケース
get_user_name()
ケバブケース(チェーンケース)
-はプログラム言語内で マイナス と同じ意味を持つため、コード内で使われることはありません。 ファイル名や、URL、HTMLタグで使われます
user-name
言語ごとの習慣
命名規則は言語ごとに習慣があるので、それを紹介します。
言語 | 関数 | 変数 | 定数 | クラス名 |
---|---|---|---|---|
JavaScript | ローワーキャメルケース | ローワーキャメルケース | 大文字スネークケース | アッパーキャメルケース |
C/C++言語 | スネークケース | スネークケース | 大文字スネークケース | アッパーキャメルケース |
マイクロソフト系(C#, C++) | アッパーキャメルケース | ローワーキャメルケース | 大文字スネークケース | アッパーキャメルケース |
Python | スネークケース | スネークケース | 大文字スネークケース | アッパーキャメルケース |
Ruby | スネークケース | スネークケース | 大文字スネークケース | アッパーキャメルケース |